剪定も施肥もしています。

 いつもの農作業は、EM散布ばかりではなく剪定も施肥もしています。ブログでよくとりあげているのはEM散布ですが、これは給水しているときに写真を撮る時間がとれるからで、施肥のときに写真を撮影しようとするとカメラが壊れそうになることもあります。

 施肥のときは体中肥料だらけで汚れるし、においも残るのでカメラはなかなか使えません。そんな理由で、ブログは給水しているところが多くなってしまいます。これからはできるだけ他の作業のことも取り上げていきたいと思っているところです。

 

 寒い日が続いていたからか芽は小さかったのですが、今日になると伊予柑の芽が大きくでてきました。

伊予柑の芽
まだ小さい伊予柑の芽

 

 

 この写真(左側)は、まだ小さい伊予柑の芽。これが大きくなると上の写真のように開きはじめます。ここから花が咲きはじめて、実がつきます。

 今年は有機栽培をはじめて3年目に入りました。そのため、畑の状態も変わってきています。慣行栽培で育てられてきた果樹は枯れはじめています。化学肥料が切れたのか、農薬が必要なのか、とにかく化学肥料や農薬を必要とする農業は、持続できない農業だということがこの経験からよく分かります。

 畑のなかで循環型の自然環境を作り上げることに成功できれば、持続できる農業も可能だと思い有機栽培を行っています。栽培方法が変わったことで枯れそうな木が増えてきている中、枯れずにがんばっている木もあります。

枯れそうだけど新芽が出ている

 この木は経過観察しているところです。私は、慣行栽培から有機栽培に変える作業が初めての経験なので、木がどのように枯れるのか、回復するのはどのような木なのか、いろいろ観察しています。

 枯れそうでも切り取らずにそのままにしておくと、驚くほど回復する木もあります。この写真の木は葉っぱが残っていません。なのに芽が吹いて葉も出そうとしています。

 

 これからどうなるか、楽しみにしながら観察を続け、持続できる農業をしていきたいと思います。

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