ゴールデンウィークが始まりますね。私はゴールデンウィーク中も引き続き農作業をしているでしょう。今日はEMの散布と土壌注入のため、いつもの給水場に来ています。
天気がいいです。
畑にEMを頻繁に散布し注入しているのは、微生物層のバランスをとるためです。病気や虫害の原因は生物のバランスが崩れたときに起きるもので、EMによってバランスをとることができれば農産物への被害は少なく、自然環境を保護しながら持続可能な農業へつなげることが可能です。
もちろん、人にやさしい環境にもなります。微生物によって土のなかに住む生物(みみずなど)が増え、その糞や死骸で土が肥沃に。そんな生物をねらう鳥たちもたくさんやってくるので、鳥たちの糞も土の栄養になります。
そんな肥沃な土壌に雨が降ると、肥沃な土のフィルターを通った雨はきれいで栄養豊富な水に変わりその水は川に流れます。そして、川に住む生物の環境を豊かにした水は海に流れます。ここまできた水はきれいになっているので、海に流れたきれいな水は、海もきれいにして海の生物環境を豊かにする。
このような好循環を生むことがこれからの農業にも必要だと考えているため、こうした農作業を行っているわけです。
今日の水は、やや濁り気味。気温の上昇が影響しているのでしょうか。