今年もあと数時間でおわる。でも、今年はとてもラッキーな年だった。
新規就農したばかりの私が当時心配していたことは、販売先の確保ができないのではないかということだった。ところが、地方局の中予農産物おみあいプロジェクトに参加したことで販売先は見つかっている。
ネット販売についても、自分でサイトを作らなければと思っていたのだが、株式会社SPCの協力で、楽天やアマゾンを利用した2つの「愛媛のうた」サイトからオーガニック・レモンを販売できている。
また、飲食店のオーナーさんやスタッフの皆さんにも販売に協力いただいている。
飲食店の店頭で青果を販売することは、通常なら嫌がられることなのに、今も店頭販売に協力くださっている。このことには、とても感謝している。
そして11月には、松山市で開催された産業まつり、「すごいもの博2012」にも出品することができた。このときも、中予農産物おみあいプロジェクトの方々に協力いただき、ブースを利用させてもらった。この日をきっかけに、お客さまと直に交流できる機会がふえてきた。Facebookでの交流もこの日をきっかけに始まっている。
産直市は、松山市の商店街にある「ぎんこい市場」にレモンの出品をしている。この産直市に出品している理由は、地元のお客さまとの交流を大切にしたいからだ。この産直市の店長さんには、来年から行う農地整備にも協力をいただけることになっているから、特にお世話になりそうだ。
いろんな方々に協力いただけたことで、来年も私たち夫婦は農業を続けることができそうだ。
ご協力くださった皆さまには、とても感謝している。これからも、オーガニック・レモンを求めるお客さまに安心して使っていただけるように、栽培情報を発信して行きたい。
来年も、よろしくお願いします。